今日は、砂丘の馬の背で熱中症と思われる急病人が発生したという想定で、救急訓練を行いました。
観光客役の職員が119番通報。
消防署からの通報を受けた鳥取砂丘レンジャーが現場に急行し、急病人の状態を確認ます。応急処置を行い、消防隊員の到着を待ちます。
消防隊員が到着したら、砂丘レンジャーが隊員に状況を報告します。
消防隊員が急病人症状や付近の状況を確認した上で、必要に応じてヘリコプターの出動を要請します。
ヘリコプターは、砂丘の中に降りることができないので、空中で待機し、隊員がヘリコプターから降下します。
降下した隊員が、器具で急病人を固定し、空中で待機するヘリコプターに収容します。
ヘリコプターで救助を行う場合、観光客の方にも付近に近付かないようお願いすることもありますので、そういう場面に遭遇された場合は、御協力をお願いします。
このように、万一に備えて、訓練をしてますが、何よりも大切なのは、熱中症を予防することです。
観光客の皆様には、しっかりと熱中症対策をして観光していただきますようお願い致します。
夏場は帽子をかぶり飲み物をもって、砂丘に入るようにしてください。
若い人でも体調を崩される方が少なくありません。
特に、砂丘を駆け登る等の激しい運動をして体調を崩される方が多いので、お気をつけください。
〈新オレンジレンジャー〉
砂丘事務所 2014/04/23