自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2014年10月30日

冬鳥の飛来

 二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ霜降(そうこう)を過ぎて、暦の上では霜の降り始める頃となりました。

 天神川河口では、冬鳥のカモ類が多く飛来しています。10月29日の観察では、カモ類が1500羽近く羽を休めていました。この内の9割がマガモです。

天神川河口のカモの群れ
天神川河口のカモの群れ

 マガモのオスは、くちばしが黄色で頭部が緑色の個性的な姿ですが、なかには頭部が茶色のオスや、緑色と茶色が混ざっているオスもいます。オスは夏の間メスと同じような羽色ですが、秋から冬にかけて頭部が緑色の繁殖羽に換わります。

カモの群れ
カモの群れ

 マガモの群れの中には、カルガモ、ホシハジロ、ヒドリガモや、レッドデータブックとっとりで絶滅危惧種に指定されているトモエガモもいました。残すはコハクチョウの飛来が待たれます。

中部総合事務所環境建築局 2014/10/30 in 野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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