沿岸もの市場日記

2015年01月06日

2015年1月6日 境港&賀露

【境港(中野船溜まり)】
境港の小型底びき網は、美保湾での操業が3隻、ウマヅラハギを狙って水深50~70mを操業した船が5隻でした。

猛威をふるっていたヒトデですが、潜砂していること&漁業者が魚獲り用の網(沈ロープのオモリが鉛ではなく唐津)にしていることもあり、操業に支障がない状況になっています。
湾内では、ヒラメ、マコガレイ等のカレイ類、オニオコゼ等の水揚げでした。変わったところではミズダコが揚がっていました。
なお、放流ヒラメの混獲率は、22.5%(129尾測定中に29尾)でした。
ヒラメ マコガレイ
オニオコゼ ミズダコ

沖合でのウマヅラハギを狙った網はこんな感じです。
小型サイズが主体ですが、網がパンパンです。
ウマヅラハギ


【賀露地方卸売市場】
賀露支所の水揚げ状況 酒津~泊支所の水揚げ状況
主な漁獲物は以下のとおりです。
カゴ網:ウマヅラハギ
刺網:マアジ、マサバ、マダイ、イサキ、メダイ等
小型底びき網:ホウボウ、ヒラメ、クロウシノシタ等のカレイ類
釣:サワラ、ウスメバル、ヒラメ
樽流し:ソデイカ
ウマヅラハギ マアジ
マサバ マダイ
イサキ メダイ
小型底びき網の漁獲物 ホウボウ
サワラ ウスメバル
ソデイカは今漁期ラストとなりそうです(7隻が坊主で1隻が2杯)。
ソデイカ

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