発掘関連お知らせ

作成日:2015年09月10日
六文銭(六道銭)出土!?

現在、むきばんだ史跡公園では仙谷地区西側丘陵の発掘調査を行っています。
先日、調査中に、紐で結わえられた5枚の銅銭が出土しました。
表面に「寛永通宝」という文字を読み取ることができます。
寛永通宝は、江戸時代に長く流通した銅銭です。
紐が途中で切れており、本来は6枚一束の“六文銭(六道銭)”であったと考えられます。“六文銭(六道銭)”は、「あの世でお金に困らないように」「三途の川の渡し賃」などの理由で遺体と一緒に埋葬されることがあったようです。
お墓は見つかっていませんが、今回の“六文銭(六銅銭)”の出土が何を意味しているのか。また一つ、なぞが増えました。
 

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