鳥取砂丘の魅力の一つは、風で砂が動くことによってつくりだされる砂の芸術作品に出会えることです。その日の気候や砂の状態によって様々な芸術作品をつくりだす砂丘。さぁ、作品を見つけにいきましょう!
別名「砂のさざ波」とも言われる波状の縞模様。砂丘を紹介するパンフレットや旅行本には必ずと言っていいほど、きれいな風紋の写真が掲載されているので、風紋の存在を知っている方は多く、「風紋を目当てに砂丘に来ました。」という観光客の方が沢山おられます。 【豆知識】 風紋のことを知っていても、風紋がどのような時にできるかを知っている人はそう多くないはず!風紋ができる条件をご紹介します。 風紋ができるには、以下の4つの条件が必要とされています。 ・その1:砂を動かす適度な風(風速が毎秒5m~10m)が吹く。 ・その2:砂がよく乾いている。 ・その3:砂が固まっていない。 ・その4:砂の粒の大きさが揃っている。 これらの条件が揃うと、風紋が形成されます。きれいな風紋を見たいのならば、まだ人がいない早朝がおすすめです!
降雨の後に、風速毎秒12m以上の強い風が吹くと形成される特異な地形です。晩秋~冬季~早春にかけて見られることが多く、鳥取砂丘の季節の風物詩ともなっています。また、夏~秋の台風通過後にも見られることがあります。 【なぜこのような地形ができるかというと・・・】 砂柱の上にシルトの薄層(クラスト)や貝殻、木片が乗っていると、 それらが風に対して抵抗となり、周りは風で砂が飛ばされてもそこの部分だけ砂が残るので、このような地形ができます。 中には面白い形の砂柱も!何の形に見えますか?
雨で濡れた砂が乾いてくると、斜面を砂がすべり落ちてすだれ状の美しい模様ができます。まるですだれのように見えることから、この名前がつきました。 こんな面白い砂簾も↓
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