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ハンセン病

ハンセン病とは

 ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。感染すると失明、手足の麻ひ、皮ふに様々な病的変化が現れてきたりします。
 また、病気の原因がよく分からなかった時代には、「不治の病」、「遺伝病」などと誤解され、患者の方々は、不当な差別を受けてきました。
 かつては、「らい病」と呼ばれていましたが、「らい菌」を発見したノルウェー人医師ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。

  

鳥取県ハンセン病家族補償相談窓口

 令和元年(2019年)11月15日に、「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律(以下「法」という。)」が成立し、同年11月22日に公布・施行されました。

 法律に基づき、対象となるハンセン病元患者のご家族の方々に、国から補償金が支給されます。

 県では、対象となるご家族・関係者の方のための相談受付の窓口を設置していますので、最寄りの窓口へご相談ください。

鳥取県ハンセン病家族補償相談窓口

 

リーフレット「ハンセン病問題を正しく理解しましょう」

県では、ハンセン病の正しい知識を普及し、ハンセン病問題の解決に向けた取り組みを推進するため、リーフレット「ハンセン病問題を正しく理解しましょう」を作成しています。主に、ハンセン病問題に造詣の深い県内の講師を、学校に派遣して講演を行う学習会の資料として利用していますが、公民館や地域、企業などの人権学習にも活用していただければ幸いです。

  リーフレット】ハンセン病問題を正しく理解しましょう(PDF) 

いつの日にか帰らん ~ハンセン病強制隔離への反省と誓いの碑

鳥取県には、国によるハンセン病患者の強制隔離政策に従って「無らい県運動」を徹底してきた過去があり、この反省をもとに「ハンセン病問題」を風化させず、ハンセン病問題を考える拠点として、「碑」を建立しました。
 建立にあたっては、多くの県民の方々の募金をいただき、「碑の名称」や「碑文」及び「設置場所」については、ハンセン病問題の関係者からなる「ハンセン病についての碑建立に係る懇話会」で熱心な議論をいただきながら、決定しました。
 碑のデザインについては指名プロポーザル方式で募集し、12社から16作品の応募があり、建築、美術の専門家の方やハンセン病問題の関係者からなる「ハンセン病碑デザイン審査委員会」を設置し、審査を行いました。

●設置場所   
 とりぎん文化会館正面入口前(鳥取市尚徳町101-5)
●設置の日
 平成20年6月30日  
  【パンフレット】ハンセン病強制隔離への反省と誓いの碑(PDF)

風紋のあかり

ハンセン病を患った方やその家族への差別や偏見の実態を明らかにするとともに、鳥取県とハンセン病との関わりを検証し、このような過ちを二度と繰り返さないための県民への啓発資料にしようと鳥取県ハンセン病資料集「風紋のあかり」を作成しました。

鳥取県ハンセン病資料集「風紋のあかり」全文 (PDF:18.5MB)

鳥取県ハンセン病資料集「風紋のあかり」概要 (PDF:10KB)

(注)本文28頁1~2行目の記述「1960(昭和35)年以降40数年本土には新発患者がない」は、事実に反した誤った記述です。

 正しくは、本文25頁の末尾2行に記載のとおり、「昭和35年256名、昭和40年125名、平成2年から平成8年までは20名以下の発見数」となります。 謹んで、お詫び申し上げます。

各種リンク

厚生労働省       【ハンセン病対策関係ページ】

国立ハンセン病療養所  【療養所リンク集】
国立感染症研究所    【ハンセン病研究センター】

国立ハンセン病資料館    【国立ハンセン病資料館】 

  

最後に本ページの担当課    鳥取県福祉保健部
             健康医療局 健康政策課

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