日本国鳥取県とモンゴル国中央県との友好交流に関する覚書(1997年7月)

 日本国鳥取県とモンゴル国中央県との友好交流に関する覚書

 モンゴル国中央県は、1997年7月12日から9月28日までの間、日本国鳥取県境港市で開催された「山陰・夢みなと博覧会」に参加・出展し、鳥取県知事 西尾邑次の招請により、中央県知事 チェベクミディン バトボルドは、「山陰・夢みなと博覧会」の会場において会談し、次の事項について意見の一致をみた。

1. 両県が相互理解を深め、友好関係を築くことは、日本国とモンゴル国のみならず、国際社会の平和と安定に寄与するものであること。
2. 「山陰・夢みなと博覧会」を契機として、両県の交流・協力関係を深めていくこと。
3. 訪問談や研修生などの受入れ、派遣を進め、両県の相互理解を図ることとし、特に、農業技術交流や文化交流などを通じて、お互いの地域の発展に資すること。
4. 文化や自然、特産品などの紹介展示コーナーをそれぞれの地域に整備するとともに、図書資料等を交換することにより、両県民の相互理解を促進すること。
5. 鳥取県は、今後、中央県が環日本海地域における様々な取組みに参画することについて、中国吉林省、韓国江原道、ロシア沿海地方など関係地方政府に働きかけること。
6. 今後の両県の交流・協力の促進のため、鳥取県知事 西尾邑次は1997年8月中央県を訪問すること。

 この覚書は、日本語とモンゴル語で各2部ずつ作成し、1997年7月25日鳥取県境港市において署名後、両地域で各1部ずつ保管する。

 日本国鳥取県    モンゴル国中央県
 知事 西尾邑次    チェベクミディン バトボルド

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