鳥取県中部森林組合が、県内初導入となるオーストリア製のタワーヤーダ(比較的簡便に架線集材ができる高性能林業機械)稼働の記念式典を平成28年5月13日(金)に三朝町久原で実施されました。
式典には、平井知事や中部管内の市町の首長、議会議員ら44名が出席し、ターワーヤーダの架線に取り付けられたウッドライナー(高性能搬器)で木材を運び出す様子などを見学しました。
午後からは、一般の方を対象とした稼働見学会と木工教室が開催され、多くの来場者で賑わいました。
導入機器の概要
欧州製牽引式タワーヤーダ |
高性能搬器 |
ワイヤレスコントロール式
チョウカーシステム |
【メーカー】コンラッド(日本代理店(株)サナース)
【型式】KMS12
全長:6.13m
全幅:2.09m
タワー高さ:11.48m
重量:11.82t
主索:22mm/800m
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【メーカー】コンラッド(日本代理店(株)サナース)
【型式】ウッドライナー
全長:1.65m
全幅:1.49m
重量:1.25t
巻上げ索:12mm/85m
巻上力:3t
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【メーカー】LudwingGiritzerSystem
【型式】LudwingChokerセット
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『特徴』
- 集材距離が長く、搬出可能範囲が広く設定できる。
- リモコン操作により、安全作業が可能。
- 架設、撤収の時間が短縮できる。
- 荷はずし時間を短縮できる。
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