感染症対策センター

2015年12月以降、アンゴラを中心に、アフリカで黄熱が多数報告されています。

流行国・地域及びその周辺国・地域へ渡航する場合は、黄熱予防接種証明書提示が義務づけられているかにかかわらず、渡航の10日前までに黄熱の予防接種を受けましょう。

流行国・地域及びその周辺国・地域へ渡航される方へ

【渡航前】

  • 流行国・地域及びその周辺国・地域へ渡航する場合は、予防接種証明書の提示が義務づけられているかにかかわらず、渡航の10日前までに黄熱の予防接種を受けましょう。

 

【渡航中】

  • 他の蚊媒介感染症(デング熱など)の流行もみられます。 渡航中は、長袖、長ズボンの着用や、定期的な蚊の忌避剤(虫除けスプレー等)の使用などにより、蚊に刺されないように注意してください。

 

 【帰国時、帰国後】

  • 帰国時に心配なことがある場合は、検疫所にご相談ください。
  • 帰国後に心配なことがある場合は、保健所にご相談ください。
  • 流行国・地域で蚊に刺され発熱などの症状がある場合には、海外に滞在したこと、蚊に刺されたことなどを告げて、医療機関を受診してください。
  • 流行国・地域では、他の蚊媒介感染症(デング熱など)の流行もみられます。他の蚊媒介感染症(デング熱など)の国内での感染防止のため、症状の有無にかかわらず(感染していても症状がでない場合もあります。)、帰国後少なくとも2週間程度は、忌避剤を使用するなど、蚊に刺されないように注意してください。

 

黄熱とは

  • ウイルスを持った蚊に吸血されることで感染する感染症です。
  • 主な症状として、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、背部痛、悪心・嘔吐などがあります。
  • 感染しても全員が発症するわけではありませんが、発症者の一部が重症化し、適切な医療を行わないと死に至る場合があります。
  • ワクチンにより予防が可能です。
 

流行国・地域

【流行が確認されている国・地域】

  • アンゴラ、コンゴ民主共和国

 

【発生が確認されている国・地域 】
  • ウガンダ、ペルー

 

【その他、感染の危険がある国・地域】
 ≪アフリカ地域≫
  • エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、コートジボワール、シエラレオネ、スーダン、セネガル、赤道ギニア、中央アフリカ、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、南スーダン、リベリア、モーリタニア

 

 ≪アメリカ地域≫
  • アルゼンチン、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ、フランス領ギアナ、ブラジル、ベネズエラ、ボリビア、トリニダード・トバゴ(トリニダード島のみ)、パラグアイ

 

詳しくは、厚生労働省検疫所ウェブサイトFORTHでご確認ください

黄熱について(厚生労働省検疫所ウェブサイトFORTH) 

黄熱ワクチン接種機関

検疫所や一部の機関で接種が可能です。黄熱の予防接種証明書は接種後10日目以降から有効となるため、予防接種証明書の提示を求める国では、渡航の直前に接種を行っても入国が認められない場合があります。黄熱予防接種機関では、計画的に接種を実施しており、事前の予約が必要です。
黄熱ワクチン接種機関は、厚生労働省検疫所ウェブサイトFORTHでご確認ください。

黄熱ワクチン接種機関一覧(厚生労働省検疫所ウェブサイトFORTH)
  

最後に本ページの担当課    鳥取県 福祉保健部 感染症対策センター
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             鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話  0857-26-71530857-26-7153    
    ファクシミリ  0857-26-8143
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