境港警察署は5月1日、公務執行妨害事件の被疑者として男を逮捕しました。
被疑者は境港警察署において、道路交通法違反容疑で取調べを行うために対応していた警察官に対し、胸ぐらをつかむ暴行を加えて警察官の職務を妨害したものです。
鳥取市内居住の女性が、12万円をだまし取られる特殊詐欺(架空料金請求)事件が発生しました。
4月22日、被害者が自宅のパソコンでインターネットを使用中、警告音が流れてサポーターの電話番号が画面上に表示され、確認のため電話をかけたところ、サポーターを名乗る男から、画面上別に表示されたポップアップ画面に文字を入力するよう指示されました。
被害者が、男の指示どおりに文字を入力したところ、パソコンが勝手に動き始め、男から「このパソコンからウイルスが見つかった。修理代に3万円かかる。支払いはクレジットカードか電子マネーでできる。」などと言われました。被害者は、修理代を電子マネーで支払うことにし、自宅近くのコンビニエンスストアで3万円の電子マネーカードを購入して自宅に帰り、男にその番号を伝えました。
その後、男から「番号に誤りがあったのでもう一回3万円分を購入してください。」、「ロックがかかったので、修理代と解除費用で6万円かかる。」などと言われ、自宅近くの同じコンビニエンスストアで2回にわたって電子マネーカード合計9万円分を購入し、その都度自宅に戻って男に番号を伝えました。
しかし、男から、「指示したことと違う。修理代の3万円、先ほどの6万円、解除費3万円を合わせて合計12万円分を購入してください。」などと言われ、被害者がさらに12万円分の電子マネーカードを別のコンビニエンスストアで購入しようとすると、店員から、「詐欺じゃないですか。」と声かけられ、合計12万円分の詐欺被害にあっていたことが分かったものです。