このたび、平成27・28年度に協働提案・連携推進事業により「生活文化研究会」と「鳥取県教育委員会事務局文化財課」が協働実施した事業の成果として、生活文化研究会から県内の人形芝居を紹介する冊子が発刊されました。
明治時代初めには約30を数えた人形芝居ですが、時代の変化に応じてその数を減らし、現在は円通寺人形芝居(鳥取市・県指定無形民俗文化財)、新田人形浄瑠璃相生文楽(智頭町・用具が町指定有形民俗文化財)、因幡文楽水口人形芝居(八頭町・町指定無形民俗文化財)の3座となっています。
これら3座も保存伝承の課題を抱えていますが、この大事な文化を後世に伝えていくため、鳥取県協働提案・連携推進事業の補助を受け、平成28年度は3座の合同公演、伝承教室を行い、集大成として本冊子を発刊されました。
本冊子は、生活文化研究会から、各人形芝居座のほか、県内の小中高等学校、図書館、市町村教育委員会等に配布されております。
冊子
『とっとりの人形物語~村を愛する人形浄瑠璃と人形芝居~』16,655KB)
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