県内の古墳から出土した、代表的副葬品である「銅鏡」を展示しています。
解説
古墳時代前期を中心に、古墳には銅鏡が副葬されることが多い。凸面鏡であり、裏面には様々な文様が鋳(い)出(だ)される。
「姿見」ではなく、「権威の象徴」であるとともに、まじないの道具でもあった。
県内では、約100面の古墳時代の鏡が見つかっている。三角縁神獣鏡は伝承も含め7面の出土が知られるが、東部ではこれまで出土していない。
主な展示品
三角縁四神四獣鏡(普段寺2号墳)
画文帯神獣鏡(浅井11号墳)
神頭鏡(六部山3号墳)
八神鏡(水道山古墳)