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因伯の古代寺院(奈良時代)

 仏教の広がりによって、白鳳時代から奈良時代にかけて、県内各地に寺院が建立された。上淀廃寺(かみよどはいじ)の装飾壁画レプリカ、軒丸瓦や鬼瓦など古代寺院の遺物を展示。

上淀廃寺(かみよどはいじ)の壁画

【概要】
 県西部米子市淀江町の上淀廃寺(かみよどはいじ)で大量の彩色壁画が発見された。古代寺院の壁画は、法隆寺金堂(ほうりゅうじこんどう)や中国の敦煌遺跡(とんこういせき)など、世界的に見ても類例が少なく、山陰に高い仏教文化が存在していたことを物語る。
  

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