昔の人々が生活の中で生み出し、使ってきた民具。
そのなかには、私たちの祖先の知恵が詰まっています。今ではあまり見られなくなった昔の道具に触れて、そのしくみと知恵を感じてください。
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、使用を中止しています。ご了承ください。
棹ばかり
【解説】
つり合いを利用して、ものの重さを量る道具。
【使い方】
棹の真ん中よりにあるつまみ(ストラップ)を持つ
皿にものをのせる
分銅を左右に動かしてみる
皿と釣り合いがとれた目盛りが、量りたいものの重さ
目盛りの読み方
1目盛りは1匁(もんめ)(=3.75g)
唐箕
【解説】
風の力で、穀物と籾殻などを選別する道具。
【しくみ】
ハンドルを回すと中の羽根が回って風が起きる
重いものはそのまま落ち下の口から出る
籾殻などの軽いものは遠くまで飛び、左の出口から出る。