公民館や自治会の集会所とは違う新たな地域の拠点(交流サロン)、移住を希望される方の受入れ先(お試し住宅)、旅行者の滞在拠点(ゲストハウス)など、「古民家・空き家」が持つ可能性は無限大です。
「古民家・空き家」が持つ可能性について学ぶため、県内事例を学び、利活用について参加者同士が意見を出し合うワークショップを行う、IeKATSU(いえかつ)セミナーVol.1を開催しました。
今後もIeKATSU(いえかつ)セミナーの開催等を通して、持続可能な地域づくりに「古民家・空き家」がどう影響するか、どう活かせるかをみんなで考えていきます。
開催日
平成29年9月21日 (木)午後2時から4時まで
会場
米子市文化ホール 展示室
参加者数
約50名
内容
◎主催挨拶 毛利 葉
(公益財団法人とっとり県民活動活性化センター 常務理事・事務局長)
◎「いえかつ」プロジェクト(とっとりの元気づくりプロジェクト西部チーム)について
長谷川 満(とっとりの元気づくりプロジェクト西部チーム幹事長)
発表資料(1,892KB)
◎県内事例紹介&質疑応答
(1)【日南町】日南町観光協会:「木下家」住宅の取組みについて
出口 真理氏(日南町役場企画課自治振興室長)
(2)【日野町】古民家「沙々樹」:古民家「沙々樹」の歩みと今後
佐々木 彬夫氏(古民家「沙々樹」)
(3)【米子市】町屋町並み保存再生プロジェクト:
中心市街地における空き家の取組みと課題
金澤 雄記氏(町屋町並み保存再生プロジェクト)
◎事例発表に対して質疑応答
◎ワークショップ「空き家・古民家」に対する活動を効果的に機能させるには?
ワークショップで出た主な意見
【すべきこと、やりたいこと】
・町内の人が気軽に集まれる拠点機能
・古民家/空き家の掘り起こし・ランク付け
・所有者を発掘するシステムの構築
【何が必要、誰の協力が必要】
・空き家情報バンク制度の周知・活用
・その地域にマッチした客層を判断できる人
・空き家所有者及び周辺住民の理解・協力
〔西部チーム〕 〔日南町役場企画課〕
〔古民家「沙々樹」〕 〔町屋町並み保存再生プロジェクト〕