山林事故に備え救助要請方法を再点検!中部地区林業労働安全研修を開催

 林業は、市街地から離れた山奥での作業が多いことから、災害が発生した際、発見の遅れや携帯電話が繋がらないなどによる救助要請の遅れが、人命に関わる重大な事故に繋がることがあります。
  そこで、万が一、事故が発生した場合も速やかな対応等により重大な事故を防止するため、平成28年度から鳥取中部ふるさと広域連合 倉吉消防署の協力を得て、中部地区林業労働安全研修を開催しています。
  4年目となる今年は、令和元年5月21日(火)に倉吉市円谷の山林で開催し、中部管内の林業事業体等関係者 約100人が集まりました。
研修は伐採作業中の作業員が熱中症で倒れた想定事例で行われ、「とっとり森林緊急通報カード※」の記載内容に基づく通報で現場から送られた位置情報により、ヘリコプターが駆け付けて現場誘導訓練、救助訓練を行い、林業関係者の安全意識の向上と関係機関の連携強化を図りました。
  ※鳥取県では、オーストリアのレスキューチェーンを参考に、迅速・的確に119番通報し救助隊に少しでも早く山奥の被災現場へ来てもらうため、あらかじめ通報内容を記入しておくカードを考案し、平成27年9月から運用しています。
 ◇とっとり森林緊急通報カード
(平成28年10月13日改訂版PDF:362KBWord:1579KB
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