埋蔵文化財センターでは展示解説、体験学習を行っています


  埋蔵文化財センターでは職員による出土品の解説や、火起こしなどの体験学習を行っています。
 4月24日は午前に鳥取県立鳥取聾学校、午後には市内デイケアの方が来館され、展示室見学や火起こし、鏡の鋳造、扇子づくりを体験されました。
 また、古代体験以外でも、県内で出土した土器や石器を時代ごとに解説した後、本物の縄文土器や弥生土器に触れていただきました。

本物の土器に触れていただいています。

 鏡の鋳造体験は、ドロドロに溶けた金属を鋳型に流し込むまでは、あっという間なのですが、鏡面の研磨作業には時間がかかります。

溶けた金属を鋳型に流し込んでいる様子

水をつけた紙やすりで鏡面を磨いています。

 水をつけた紙やすりで40分ほど鏡面を研磨すると、だんだんと顔が映り、鏡らしくなってきました。

 少しうれしくなる瞬間です。

できあがった鏡の様子

 体験いただいた方からは、「おもしろかった」、「大変だったけど、またやりたい」と好評をいただきました。

 埋蔵文化財センターは地域の歴史に触れ、古代を体験でき、楽しめる場所です。多くの方にご利用いただけたら、うれしいです。

イベント等の申込

令和6年度鳥取まいぶん講座申込(4月18日(木)~募集開始)


刊行物の御購入


センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


埋蔵文化財センターについて


目的から探す


関係先へのリンク

  

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000