中部ハートフルスペース

　写真をご覧ください。素敵な作品がたくさんできました。どの作品にもそれぞれの光沢や色彩が生み出されています。講師の先生、東部の皆さん大変お世話になりました。

　右側２枚の写真は一人の利用者の作品で、左側が素焼きの時、右側が焼きあがった時です。うっすらと二色になっているのが分かるでしょうか。これを作った利用者は、素焼きの時から「二色の皿にしたいんですよ」と、こだわりをもって作っていました。とてもきれいな色合いの作品ができました。どの作品にも作った人の思いがこもっています。これらの作品はハートフルカフェ（クリスマス会）の時に中部ハートフルスペース館内に展示します。

　今年も残すところあとわずか。毎年恒例の干支の置物づくりを行いました。来年は午年です。わら細工の講師においでいただき、馬の置物作りに挑戦しました。わらは案外丈夫でしなやかです。多少力を加え過ぎてもちぎれることはありません。講師の手元をよく見たり、見本を観察したりしながら力を込めて作りました。出来上がった作品は、どれも素朴で味わいがあり素敵でした。

　感想には「普段できないような体験ができてよかったです」「わらを使ってかっこいい作品を作ることができました」などと記してくれました。

　今回はランプシェード作りに挑戦しました。ランプシェードとは電球を覆うカバーのことで、電気を入れると辺りに柔らかな雰囲気を作り出します。今回はこれを手作りしました。風船に和紙や布を貼り、一日乾かしてから中の風船を割って完成です。風船、和紙、ボンドなどがあれば誰でも作れますが、きれいなドーム型にするにはちょっとした工夫も必要でした。

　出来上がってランプにかぶせた時、そこから放たれるほのかな明かりは本当に素敵でした。クリスマスの日に開催するハートフルカフェで使いたいと思います。

　東部ハートフルスペースに出かけて釉薬がけを行いました。会場には素焼きの終わった作品がずらりと並べてありました。ずいぶん焼き物らしくなっていて感動です。床にはたくさんの釉薬が準備してありましたが、どれも似たような色の液体です。不思議なことにこれが全く違った色で焼き上がります。どんな色で焼きあがってくるのか想像しながら釉薬をかけました。

　昼食の後はみんなでカードゲームをして盛り上がりました。東部・西部の皆さんと充実した交流もできました。ありがとうございました。

　今回の調理実習は芋煮と炊き込みご飯でした。旬の食材を使った料理です。はじめに里芋の皮を剥いたり、こんにゃくを手でちぎったりして具材を整えました。その後、里芋は水と一緒に土鍋に入れて、調味料を加えてあくを取り、コトコト煮込めば芋煮の完成です。炊き込みご飯には、さつまいも、人参、油揚げを入れて炊飯器で炊き上げました。みんなで食卓を囲み、素朴でほっとするような味わいを楽しみました。

　感想には「具材の切り方や調理のコツを習いながら、楽しく活動することができました。」「ご飯も芋煮もとてもおいしかったです。」などがありました。