県政トピックス/悩み聴く「いのちの電話」

一人で苦しまず相談を ~悩み聴く「いのちの電話」~

  社会福祉法人「鳥取いのちの電話」は、悩みや不安を電話で聴き、相談者に寄り添う相談機関です。一人で悩まず、抱えている苦しみを打ち明けてみてください。
  1953年(昭和28年)に英国で始まり、日本では1971年(昭和46年)に東京での開設を皮切りに全国に広がった「いのちの電話」。鳥取県には1995年(平成7年)10月に設立、毎日正午から午後9時まで相談を受けています。
  相談は現在、年間約6,000件。幅広い分野の知識や相談技能を身に付けた相談員が、話に耳を傾け、時にそっと励まします。電話でつながる両者は互いに匿名であっても、相談者に「胸の内を分かってもらえた」と感じてもらえるよう、心を寄せます。
  今後、増加が見込まれる相談への対応には、より多くの相談員が必要。養成講座は10月5日に開講。申込期限は9月15日(消印有効)です。

私たちはつらい時の話し相手

社会福祉法人「鳥取いのちの電話」
理事長 瀧田(たきた) 親友朗(しんゆうろう)さん
瀧田親友朗さんの写真

  受ける相談は1日当たり約15件、「家族」「人生」「対人」などの悩みが多い傾向にあります。最近は、新型コロナウイルスの影響を受けた仕事の相談も。
  「いのちの電話」相談員の役割は、相談者にとって「つらい時や苦しい時に話し相手になってくれる人」であること。そのために電話相談員は「傾聴」し、相談者に寄り添います。相談員はボランティアで、専門家ではないものの、心理面だけでなく幅広い分野の研修を受け、さらに日々研さんを積んでいます。心置きなくお電話ください。
  また、電話相談員として参加してくださるかたを募集しています。ぜひ、一緒に活動しましょう。

相談員の声

  子育てが一段落し、何かに挑戦したいと思っていた時、「いのちの電話」相談員養成講座を知りました。内容が盛りだくさんの講座は私には実に新鮮で、楽しく受講。あれから約20年、相談者の苦しみや悩みにそっと寄り添い続けたことは、私にとっても多くの学びに。「ありがとう。電話をして良かった」と最後に聞かせてもらえると相談員になって良かったと感じます。

鳥取いのちの電話

  養成講座(下記参照)を修了し認定された相談員が相談を受けます。秘密は厳守されます。
■相談専用電話
電話 0857‐21‐4343(毎日正午から午後9時)
毎月10日は通話が無料に。
電話 0120‐783‐556(10日午前8時から11日午前8時)

電話相談員養成講座受講生募集

【日時】 10月5日(月)から2022年3月(1年6カ月)
  原則として月曜日午後6時30分から8時30分
【場所】 鳥取市高齢者福祉センター(鳥取市富安)
■対象 1997年(平成9年)9月30日までの生まれで、活動の趣旨に賛同し、積極的に参加できる人
■内容 社会福祉・労働問題・心理・傾聴・カウンセリング・法律などに関する座学、ロールプレー
■受講料 20,000円(1泊研修費含む)
■申込方法 申込書(ウェブページからダウンロードまたは問い合わせ先に請求)を郵送。
  http://tottori-inochinodenwa.com/
■募集締切 9月15日(火)

【問い合わせ先・申込先】 社会福祉法人「鳥取いのちの電話」事務局
〒680‐8691 鳥取中央郵便局私書箱7号
電話・ファクシミリ 0857‐29‐6556(平日正午から午後4時)

【問い合わせ先】 県庁健康政策課
電話 0857‐26‐7861 ファクシミリ 0857‐26‐8143
メールアドレス kenkouseisaku@pref.tottori.lg.jp



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