建築 浦田 麻紀子

若手職員へのインタビュー

基本情報

写真_浦田技師

建築技師 浦田 麻紀子
西部総合事務所 生活環境局 建築住宅課  
令和2年度採用

現在の業務内容

 県有施設の建築工事の設計・監理に関する業務に携わっています。今までに、県立学校のトイレの洋式化や、県警駐在所の新築工事、大山山域の避難小屋である駒鳥小屋の改修工事を担当しました。担当する現場の工事発注から完成引渡しまでの間、工事関係者等との様々な調整を行います。調整内容は現場の施工に関する事や工事の進捗管理など多岐にわたり、幅広い知識や調整力が必要となります。

 

仕事のやりがい

 工事が終わった時に施工者から、「楽しい現場だったなあ」とか、「やりがいのある工事だったよ」と言っていただけた時はとても嬉しかったです。自分は実際に造る立場ではありませんが、現在携わらせていただいている業務は現場に近く、実際の施工風景や施設利用の様子が見えやすい環境です。分からないことも多いですが、現場には経験豊富な建築のプロが沢山おられて、色んなことを学ぶことができます。教えてもらったことは後々現場へ返していけるようにと思いながら日々働いています。

 

入庁して驚いたこと

 入庁前は、県職員、特に技師の世界は男性メインのイメージがありましたが、女性の技師職員が意外と多いことに驚きました。相談がしやすく働きやすい環境ですし、産休・育休明けの方を見ると、女性でも仕事を続けることができるんだと安心します。

 

鳥取県職員を志望した理由

 前職では建築外構の設計業務に携わっていましたが、元々の専攻だった建築・住居関係の知識を活かせる仕事、かつ計画・設計・施工・維持管理まで幅広く建築に携わることのできる仕事に就きたかったため、県の建築職を志望しました。造るだけでなく、その後の運用も含めて長い目で管理していきたいという思いが強かったですね。

 

職場の雰囲気

 分からない事が聞きやすい雰囲気です。どんなに忙しい時でも嫌な素振りなく一緒に考えてくださる先輩や指導してくださる上司が周りに多く、安心して働いています。失礼な言い方かもしれませんが、姉御肌・親分肌の、面倒見の良い方が多いと思います。みなさんのやさしさに甘えすぎないよう、自分から学ぶ姿勢を大切にしつつ、業務にあたっています。

 

心掛けていること

 出来るだけ現場に出向くことを心掛けています。まだ知識が浅いため、電話で聞くだけであったりデスクで考えるだけではわからないことも多いですが、一目見ることで解決することもあります。また、実物を直に見ると、「ここまでできているんだ!」とやる気も沸きます。ただ、庁内での事務仕事と両立しなければならないので、何をどう確認するかしっかり準備して、効率よく現場を確認することについても心掛けています。

 

つらかったこと

 自分の調整ミスで施工物が好ましくない形になってしまった時はつらかったです。建築は良くも悪くもモノとして残るので、自分がミスすると形に残りますし、施工者や利用者に迷惑をかけます。書類をしっかり確認することで防げた事項なので、以降は書類の確認も入念に行うよう心掛けるようにしています。

 

こんな後輩が欲しい!

 失敗してもめげずに、挑戦する心を持ち続ける後輩が欲しいです!いくら専門知識を身に着けていても、はじめはわからないことがやっぱり多く、失敗の連続になることもあります。悪い点を反省し、いい意味で開き直り、前向きになることが、新人には求められているのかなと思います。

 

県職員を目指す人へのメッセージ

 私はまだ県西部の営繕担当しか経験がありませんが、建築基準法に関する業務や景観・まちづくりに関する事など、幅広い分野から鳥取県の建築に関わることができ、また、幅広い分野から、自分の「これだ!」と思うものを見つけることができる魅力的な仕事だと思っています。皆さんと一緒に働くことができることを楽しみにしております!

 

ある1日のスケジュール

8時30分 勤務開始 
9時00分 現場立会 
11時00分 工事関係書類のチェック 
12時00分 昼休憩 
13時30分 施工業者との打ち合わせ 
15時00分 工事関係書類の処理 
17時40分 退庁 
  

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