県政トピックス/発症防ぐ新型コロナワクチン

2回接種で効果を発揮 ~発症防ぐ新型コロナワクチン~

  新型コロナワクチンは、2回の接種で発症を防ぐ高い効果が認められています。十分な免疫をつくるためにはワクチンを2回接種することが大切です。
  国内で主に使用されているファイザー社とモデルナ社のワクチンは、約94%から95%の発症予防効果が確認されています。有効性が約40%から60%であるインフルエンザワクチンと比べると、非常に高い効果です。
  ただし、これは2回目の接種後に得られる効果。高い発症予防効果が得られるのは2回目接種の1週間から2週間後です。接種後も感染予防対策を継続しましょう。
  2回目の接種は、副反応が出やすい傾向にありますが、これは最初の接種でいくらか免疫がつくことが理由です。また、1回目の接種でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応。ワクチン接種後の副反応については7月号に掲載)を起こした人は2回目の接種はできません。ご注意ください。

[発症予防効果について]
  ワクチンを接種した人の発症率が、接種していない人と比較して約95%(ファイザー社の場合)少ないという意味です。100人中95人にワクチンが有効ということではありません。

[免疫がつくまでの時間]
ファイザー社製
  接種1回目から3週間後に2回目を接種(1回目と同じワクチン)。その7日以降から高い発症予防効果を得られる。
モデルナ社製
  接種1回目から4週間後に2回目を接種(1回目と同じワクチン)。その14日以降から高い発症予防効果を得られる。

※厚生労働省「新型コロナワクチンQ(アンド)A」を基に作成

【問い合わせ先】
県庁新型コロナウイルスワクチン接種推進チーム
電話 0857‐26‐7976 ファクシミリ 0857‐26‐8168
ワクチンの副反応、効果などの専門的な相談
新型コロナワクチン相談センター(9時から17時15分)
電話 0120‐000‐406 ファクシミリ 0857‐50‐1033


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