令和3年度星取県推進功労者 多賀利寛氏を表彰

本県は、県内において星空の保全と活用のための実践活動や教育啓発活動等を通じて、星取県の推進に顕著な功績のあった個人又は団体を対象に星取県推進功労者知事表彰を行っています。

令和3年度は、鳥取市のアマチュア天文家・多賀利寛氏へ表彰状と記念品を贈呈しました。

 

令和3年度受賞者 多賀 利寛(たが としひろ)

(功績内容)

多賀利寛氏は、長年に渡る天体観測講師活動を通じて、本県の美しい星空環境の普及啓発、教育に献身的に尽力され、地元紙を通じた情報発信を行う等、名実ともに本県の天文家第一人者として星取県の推進に多大なる貢献をされている。

 

【地元地域への貢献】

  • 鳥取県立博物館天体観望会講師(40年以上)、鳥取市こども科学館天文教室講師(13年担当)、山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館で天体観望会講師を担当され、本県の美しい星空環境の普及啓発、教育面で貢献されている。
  • 長年の天文普及活動の功績が評価され、東亜天文学会が小惑星18524に多賀氏の名「Tagatoshihiro」をつけることを提案し、2017年1月、国際天文学連合小惑星センター(米国マサチューセッツ州)に承認された。
  • 2019年「小倉天体観測所」(鳥取市河原町)を設立し、天体観測や写真撮影を行う傍ら、地元住民を対象にした星空観望会も実施している。

 

【星取県の施策への協力等】

  • 2021年12月、多賀氏が鳥取市内で撮影したふたご座流星群やレナード彗星の天体写真が地元紙に掲載される等、星空の魅力発信に貢献された。
  • 地元紙に本県の天文に関する記事を年9~10回掲載中。(2011年6月から13年間)

(令和4年3月25日)
 

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