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弥生の機織り講座(11月5日~7日)
11月5~7日に「弥生の機織り講座」を開催しました。
福井大学国際地域学部の東村純子先生を講師にお招きし、弥生時代に行われていた機織りの技術「輪状式腰機(りんじょうしきこしばた)」を再現して実際に布を織る高難度の講座です。
たくさんの道具を使います。今回使用する糸は「苧麻(ちょま)」の糸です。
はじめに東村先生から座学の講義。出土品や民族例をもとに昔の人々がどのように糸を紡ぎ、布を織っていたのかを学びます。
今でも腰機で織っている国から持ち帰られた実物も見せていただきました!とても細かい技術、そして美しさに参加者の皆さんも興味深々です。
いよいよ実技の開始です。まずは経糸をつくる「整経(せいけい)」から。糸のかけ方を間違えないように注意します。
整経が終わったら機織り道具にセットします。
綜絖(そうこう)(経糸の半分を持ち上げる装置)も一本ずつすくってセット。
いよいよ織りの開始です。
足で糸を張って織るのが「輪状式腰機」の特徴。
特別に色糸を使った模様の入れ方も教えていただきました。
機織りは修正の効かない作業が多く、講座としてのハードルはかなり高かったと思いますが、参加者の皆さんは熱心に取り組んでくださって布を織りあげることができました。
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