令和5年3月4日(土)に「ジュニアはたおり教室」を行いました。
![ジュニアはたおり教室の様子1](/secure/1319001/Jrhataori1.JPG)
弥生時代の機織り技術「輪状式腰機(りんじょうしきこしばた)」を再現するため床で作業します。
![ジュニアはたおり教室2](/secure/1319001/Jrhataori2.JPG)
経(たていと)を張る「整経(せいけい)」の作業。織るために糸を交差する「綾(あや)」をとりながら張っていきます。
ここで間違えると最後まで影響があるため何度も確認します。
![ジュニアはたおりき教室の様子3](/secure/1319001/Jrhataori3.JPG)
緯(よこいと)を通す杼道(ひみち)を作る部分となる「綜絖(そうこう)」とりも難なくこなし、織りの作業。緯(よこいと)を織りこんでいきます。
両足を張りながら、「綜絖(そうこう)」、経(たていと)を上下にひらく「開口具(かいこうぐ)」、緯(よこいと)を詰める「緯打具(よこうちぐ)」、緯(よこいと)を通すための「緯越具(よここしぐ)」など たくさんの道具を使いこなさなければいけません。
![ジュニアはたおり教室の様子4](/secure/1319001/Jrhataori4.JPG)
織れたらサコッシュを取り付けて完成です。
腰機を使って織るのは意外と体力もいる作業でした。
生活に必要な布を織るためにたくさんの手間がかかっていることがわかり、昔の生活のイメージがまた変わったのではないかと思います。