協働参画課の主な業務・制度

TomCat

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【事業内容】

住民自らが鳥取県の魅力を情報発信する取組みの促進・支援

現地に住んでいる人が地域の魅力を発信

どうすれば鳥取の魅力を発信できるのか?
鳥取県は積極性に欠ける県民性もあってか、プロモーションやPRが苦手であるとよく言われています。そのため「鳥取といえば砂丘しかない」というイメージを抱えている人が県外に多いです。しかし鳥取には砂丘以外にも伝えきれてない魅力がたくさんあります。

そのような地域課題を解決するために、現地に住んでいる人が地域の魅力を発信することを目的として、一般社団法人ワノクニ、地域メディアのとっとりずむ、鳥取マガジンが主体となり、TomCatが設立されました。代表は一般社団法人ワノクニの平賀謙太さんが務め、情報発信者の育成のために鳥取メディア研究部の取り組みを始めました。今回は、代表である平賀さんと企画者である小谷草志さんにお話を伺いました。

「自分たちで自分たちの住んでいる地域の情報を発信していく方法を探っています。だからこそ、地元に根づいて情報発信をしている、とっとりずむ、鳥取マガジンさんにもメンバーに入ってもらうことにしました。ワノクニは情報発信については素人ですが、仕組みづくりは担えます。それを体現化したのが、鳥取メディア研究部という人材育成事業です。」

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現地の生の情報を届けるために!

近年において、全国に目を向けるとローカルメディアや個人ブロガーなどの動きが活発化しており、その活動を通じて移住や観光に繋がるケースが増えています。マスメディアを使ってより多くの人に情報を届けるという方法を学ぶと共に、地元の人が自分たちの暮らしや価値観、魅力を見出して発信すること重要と言えます。

そこで、鳥取県内における住民自らの情報発信力向上を目指し、より深い関心者層に向けた県内各地域での暮らしや地域活動の情報が発信できる人材の育成と地域系メディアや活動団体等運営者間のネットワーク化による相乗的な情報発信力の向上を図ることを目的として、鳥取メディア研究所を発足しました。

「鳥取県民は自己アピールが苦手という話がありますが、結局は鳥取の生の情報を届けられるのは現地の人しかいません。鳥取の魅力を知ってもらいたい、発信したいという声があるなかで、情報発信のやり方や文章の書き方がわからないという人が多いので、情報発信の講師を招いて、勉強会を開催しようと決意しました。」

鳥取メディア研究所では、鳥取県内に暮らす人々が自分たちの手で「鳥取県の魅力を日本全国に情報発信してくためにはどうすればいいのか?」を学ぶための連続講座を全5回にわたって実施しています。

「受講者のスタートラインが同じというわけではないので、スタートラインの統一と現状把握のために全5回の受講となっています。鳥取の一体感を持って情報発信を行なっていきたいです。そのための部活動のような意味合いにもなっています。」

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参考:鳥取県で情報発信連続講座を開催 「鳥取メディア研究部 ~ぼくらが伝える、鳥取」(http://www.nippon-foundation.or.jp/news/articles/2017/43.html)

受講者の熱量が予想以上

受講者は、学生、公務員、IT関係、カフェ経営者など、とてもバラツキのあるメンバーが集まり、講師の方は「想像以上に真剣に受講している人が多かった」と話していました。

「鳥取の情報発信に興味を持っている人がどのくらい居るのだろうと手探りのなか募集を始めてみると、応募が殺到して定員の倍の申し込みがありました。思った以上に情報発信に興味のある人が鳥取にいたのは驚きました」

これからはWebで情報発信をしていく時代です。個人の力でも工夫次第で、大企業にも負けない影響力を身につけることもできます。鳥取メディア研究部の講義をきっかけに新しくブログを始めたりSNSを始める方も増えています。

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参考:第3回鳥取メディア研究部を開催しました。(http://totnf.jp/report/20170908-2/)

同時多発的な全体感を生み出して発信していく

「受講者から自主的に情報発信の勉強会を開催したいなどモチベーションは高まりつつあります。個人の力が高まってくのは良いですが、鳥取県が全体として発信していることを伝えるようにしてく必要があります。TomCatとしては、鳥取県は色んな記事があがっているし、面白い取り組みをしている、その中の全体感として鳥取メディア研究部の絆があるんだなと伝えていきたいです」

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今後のやり方として、鳥取の地図上で、どこに情報発信者が居るのかをわかるようにすると面白いかもしれません。このような取り組みをしていく中で、鳥取の地域メディアのとっとりずむや鳥取マガジンには、何か担う役割があるはずです。

「鳥取メディア研究部をやってみたけど、終わったら何も残りませんでした。とならないよう学んだ後に何をするのかを受講者の皆さんと話し合いながら考えて、継続して鳥取の情報発信をしていけるような仕組み作りをしていきたいです」

個々が情報発信を行なうことで同時多発性な全体感を生み出せれば、鳥取がより外に注目されるようになり、砂丘以外の魅力が伝わることでしょう。

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