令和5年度鳥取県文化奨励賞受賞者の決定

  文化芸術の各分野において、優れた業績をおさめた又は新生面を開くなど優れた活動を行った将来性のある新人を表彰する鳥取県文化奨励賞について、公募により候補者を募集し、選考の結果、令和5年度の受賞者として以下の2名を決定しました(令和5年11月24日発表)。
  

受賞者(五十音順)

棚橋 恭子(たなはし きょうこ)さん

年齢/分野/所在

 38歳/音楽(弦楽)/県外在住

選考理由

 優れた技術と豊かな芸術性を兼ね備えたヴィオラ奏者として、県内外で精力的に演奏活動を展開するとともに、とっとりチェンバーオーケストラをはじめ、県内でも多くのコンサートに出演し、質の高い演奏を県民に提供している。
 また、演奏活動を通して親交のある海外及び全国の優れた音楽家を鳥取に招き、自ら共演するコンサートの主催や、マスタークラスの企画・実施など、地域の音楽文化の向上に寄与するとともに、地域や学校での演奏活動及び指導を数多く行い、若い世代の育成と活動者・鑑賞者の拡大に積極的に取り組んでいる。

棚橋氏写真

波田野 州平(はたの しゅうへい)さん

年齢/分野/所在

 43歳/映像(映画)/県外在住

選考理由

  鳥取県中部在住の高齢者から丁寧に聞き取りを行い、地域の歴史をオーラル・ヒストリーという形で記録した監督作品『私はおぼえている』は、2021年10月の山形国際ドキュメンタリー映画祭での上映、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭2022国際長編部門でのグランプリ受賞など、国内外で高い評価を得た。
 同作品は、昭和という激動の時代を生きた市井の人々の生きざまを伝える優れた映画作品であるとともに、地域の歴史を後世に伝える上で、貴重な映像記録ともなった。
映画作家として国内外で評価されるとともに、活動の軸足を鳥取県やその近隣に置き、フィードワークをベースにした創作活動に取り組んでいる。

波田野氏写真

表彰式

(1)日 時 令和6年1月11日(木) 午後1時から
(2)場 所 知事公邸 第1応接室
(3)出席者 知事、鳥取県文化功労賞及び文化奨励賞受賞者、選考委員

 

選考方法について

 候補者の業績等について、各分野の専門審査員の審査を経て、鳥取県表彰・認定等審査会(鳥取県文化功労賞等知事表彰選考委員会)において、将来における発展性などを総合的に審議し選考されました。

専門審査員名簿

※公表の了解が得られた方について、五十音順で掲載しております。

伊藤 泉美、岡野 幸夫、岡村 知子、岡本 真子、尾上 明、喜多村 聡史、佐藤 和子、佐分利 育代、鈴木 慎一朗、竹氏 倫子、中尾 泰斗、永江 靖幸、長本 次郎、新倉 健、藤山 嗣郎、前田 夏樹、前田 晶子、宮﨑 百合、村上 隆明、山川 智馨、渡邉 寛智

 

鳥取県表彰・認定等審査会(鳥取県文化功労賞等知事表彰選考委員会)委員名簿

上田 京子、門脇 博、白石 由美子、田中 仁成、前田 昭博

  

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