3月29日(金)と30日(土)の二日間にわたり、「ライトアップむきばんだ2024春」を開催しました。両日とも天候に恵まれ、約400名のお客様にお越しいただきました。イベント初日はまさに鳥取県のソメイヨシノ開花日で、むきばんだ史跡公園でも時を同じくしてようやく開花(写真1)!当方もホッと胸をなでおろし、特別出演のあおやかみじろうと共に、無事皆さんをお迎えすることができました。
洞ノ原地区の丘の上から眺める夕日と夜景は、言葉にならないほど美しく、とあるお客様は1時間以上も墳丘墓(弥生時代のお墓)の傍らに座って眺めておられました。今回新たな試みとして、お墓の外形に合わせて紐状のLEDライトを這わせてみました。これが背景の夜景と相まって、弥生と令和の重層的な光のページェントを演出(写真2)!来場者アンケートを見ても、好評いただいた人気スポットの一つだったようです。
春のライトアップイベントはこれで終了しましたが、むきばんだ史跡公園の桜は今週末が見ごろです(写真3)。桜以外にも、園内では各所で春の始まりを感じられるようになってきました。ぜひ、広い園内をゆっくりと回っていただきながら、春の息吹を感じてください。GWには、今年もやります「GWは、むきばんだ日和 -トリドリむきばんだ-」!ぜひ、春の一日をむきばんだ史跡公園でお過ごしください。
写真1 ライトアップされた桜並木
写真2 弥生のお墓と米子方面の夜景
写真3 ようやく咲き始めた園内のサクラ
写真4 竪穴住居内に再現した弥生の夕食
写真5 洞ノ原地区に出現した弥生人と動物たち