近年、鳥取県では人口減少が進む半面、世帯数は増加し、それに伴い住宅数も増えています。
総務省が昨年10月に行った「住宅・土地統計調査」の速報値では、住宅数は26万2千2百戸で過去最多を更新しました。これは30年前に比べて6万戸以上の増加です。
県内の住宅の建て方別の割合をグラフで見ると、「一戸建」は71.9%で全国13位と高く、「マンション・アパート等」は25.8%となっています。また、マンション・アパート等は30年前に比べ割合が約2倍近くまで増加しています。
そこで質問です。皆さんはどんな家に住みたいですか。
一般的に一戸建は、部屋の間取り、庭や駐車場など自由に設計できます。一方マンション・アパート等は通勤・通学など立地が良い場所を選べたり、その時の家族構成やライフスタイルによって住み替えが容易など、それぞれに長所があります。
どんな暮らしをしたいのか、一戸建とマンション・アパート等でどちらが良いかは人それぞれ。
これからの住まいを考えている皆さん!
あなたならどっち?
出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」
注:居住世帯のある住宅のなかの割合
本ページは、令和6年8月30日付「日本海新聞」掲載の同題コラム(鳥取県総務部統計課執筆)からの再録です。