近年、地震や大雨、台風など自然災害による被害は甚大化。その中で、新たな防災ツールとして注目を集めているのがドローンです。
災害時には救援・救助のスピードが極めて重要。ドローンは有人航空機と比べ出動時間が短縮でき、さまざまな局面で有効です。実際に、能登半島地震では、孤立集落への医療品等の物資運搬や土地のひび割れ状況の確認などで活躍しました。
この地震での活躍を受け、県では「ドローン・レスキューユニット」を9月に発足させました。初動の情報収集を担う「県職員ユニット」と、物資輸送や災害地図作成などの高度な役割を担う「企業ユニット」で構成。官民連携で、災害時のドローンの組織的かつ迅速な稼働を目指します。今後、実践的な訓練の実施やユニットの体制拡大を予定。県民の安全・安心な暮らしを守るための取り組みは進化しつづけます。
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