2月14日はバレンタインデーでしたね。鳥取県内でもデパートやスーパーに多種多様のチョコレートが並び、どれも魅力的でつい手を伸ばしてしまいそうでした。
最近のバレンタインは、自分への「ご褒美チョコ」や自分が応援するアイドルやキャラクターのテーマに合わせた「推しチョコ」がトレンドになっているようです。
チョコレートに関する統計を見てみると、グラフのとおり2月には購入金額が年間最多となるので、やはりバレンタイン商戦の大きさは際立っています。
ところで、チョコレートの小売価格は1年前と比較すると100グラム当たり100円近くも上昇しています。これは、主原料であるカカオ豆が産地の天候不順や病害などで不作となり、価格が高騰していることが主な原因です。
そのため、今年のバレンタインはチョコレートの使用量を抑えた商品や、焼き菓子などの代替商品も多く販売されたようです。
皆さんはどんな商品を購入されましたか?
3月14日はホワイトデー。お返し探しにも胸が高鳴りますね。

出典:総務省統計局 「家計調査」、「小売物価統計調査」
注:1世帯当たり支出金額は、チョコレート生地の重量が60%以上のものに対する、二人以上の世帯の平均支出金額。
100g当たり価格は、板チョコレートの小売価格。
本ページは、令和7年2月16日付「日本海新聞」掲載の同題コラム(鳥取県総務部統計課執筆)からの再録です。