児童生徒の自治力・自己肯定感の向上やよりよい人間関係づくりなどを進めることを目的にした湖東中学校区での全体研修会が3回にわたり行われました。全ての研修会に鳴門教育大学の久我直人教授にお越しいただき、児童生徒の姿を踏まえながら「自他への信頼を高める『勇気づけ教育』とその効果」について研修を行っていただきました。また、3回の全体研修会に加合わせて、中学校区全ての小学校、中学校を訪問し、指導助言や校内研修会が行われました。
<第1回全体研修会の様子> <第2回全体研修会の様子>

.JPG)
<鳥取市立湖東中学校区における久我直人教授を招聘した取組>
〇令和6年5月30日(午前)授業参観及び指導助言(鳥取市立賀露小学校)
〇令和6年5月30日(午後)授業参観及び第1回校区全体研修会(鳥取市立湖東中学校)
〇令和6年7月26日(午後)第2回校区全体研修会(鳥取市立末恒小学校)
〇令和6年11月26日(午後)授業参観及び校内研修会(鳥取市立末恒小学校)
〇令和6年11月27日(午前)授業参観及び指導助言(鳥取市立湖山西小学校)
〇令和6年11月27日(午後)授業参観及び第3回校区全体研修会
(鳥取市立湖山小学校)
<校区全体研修会の振り返り(教職員)>
〇子どもたちに対して愛情をもってプラスの言葉かけをしていくことの大切さを改めて感じ ました。また、明日から実践して子どもたちの成長のために頑張りたいなとやる気が出ました。ありがとうございました。
〇今までは子どもを注意する際に、(子どもの)名前を出して「それダメだで」と注意していました。それでは、自分の人格が否定されている感覚になるため、行動を注意することを意識したい。今後は何をするにも、私が生徒の立場だったらどうか?を考えて発言・行動していきたい。
〇「対峙するのではなく、横に並ぶ」と言われた言葉が忘れられません。
〇自校で実施している賀露健児賞やスマイルタイムなどの取組が、久我先生の提唱しておられる「勇気づけ教育」の考えと同じ方向性であると思いました。今の取組に自信を持って、子どもたちの自己肯定感や自治力をさらに高めていけるように取組を進めていきたいと思います。