県民の皆様へ

緊急時の着陸や飛行(災害時の場合)について

 災害時は航空法第81条の2(捜索又は救助のための特例)により、消防や警察、海上保安庁などのヘリコプターは、様々な場所での離着陸や低高度の飛行ができます。
 鳥取県では、土地の所有者等から了承が得られた場所へ災害時等に安全、確実に着陸するために測量などの調査をして臨時離着陸場、緊急離着陸場として利用しています。

消防防災航空隊からのお願い

 消防防災ヘリの緊急運航時には、患者さんや災害の被害軽減のために止むを得ず、みなさんの近くに着陸することや突然ヘリコプターが現れることがあります。
 細心の注意を払って活動していますが、着陸の際はヘリコプターからの強風により思わぬものが飛んできますので近づかないようにお願いします。また、車の運転中にヘリコプターに気を取られて脇見等による事故に注意してください。ヘリコプターの緊急時運行イメージイラスト

  

通常の着陸や飛行について

 通常、航空機は離着陸できる場所や飛行できる高度などが航空法によって制限されています。鳥取県消防防災ヘリコプターも同様に航空法に基づいて運航しています。

航空機が着陸できる場所

種別 場所(参考) 備考
空港等
航空法第38条1
鳥取空港、米子空港(美保飛行場)など             

ヘリポート
航空法第38条1

広島へリポート、島根県立中央病院など 鳥取県内にはありません
飛行場外
離着陸場
航空法第79条
江府町防災基地、鳥取県消防学校、鳥取大学医学部附属病院ヘリポート、鳥取県立中央病院屋上へリポート、鳥取県立厚生病院屋上へリポートなど 国土交通省航空局に鳥取県
が申請し、許可を受けた場所

通常飛行についての制限

 通常の飛行には次のような制限があり航空法で禁じられています。 しかし、訓練などのために鳥取県が航空局へ申請や届出を行い、許可を受けた場合は実施可能です。

  • 低空での飛行、航空隊員の降下や消火バケツ等を吊り下げて飛行すること。(場所によって一定の高度で飛行することが決まっています)
  • 物を地上などへ投下すること。(消火用水の投下など)
ヘリコプターのイラスト
  

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