防災・危機管理情報


鳥取県の伝統工芸品と伝統工芸士について

●伝統的工芸品
100年以上の歴史を有し、「産地」が形成されている伝統工芸品について伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき国が指定したもので、1975(昭和50)年から指定が始まりました。主な指定要件は「(1)日常生活の用に供される、(2)主要部分が手工業的、(3)伝統的な技法・原材料を使用」。分かり易く言うと「暮らしの中にある、手仕事による、伝統的な工芸品」ということになります。鳥取県では「因州和紙」と「弓浜絣」が他の主要産地に先駆けてともにいち早く初年に指定され、翌年には山陰両県共通の「出雲石灯ろう」が石工品としては全国で初めて指定されています。

●伝統工芸士
国指定伝統的工芸品(鳥取県では「因州和紙」、「弓浜絣」及び「出雲石灯ろう」)製造の12年以上の実務経験を有し、高度な技術・技法を保持し、知識・技能・面接の試験に合格された方が伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき認定されています。

●鳥取県郷土工芸品等
昭和20年以前に確立された伝統的な手仕事の技法と伝統的な原材料により製造される日常生活に使う工芸品を鳥取県知事が指定しています。(「民芸品」の呼称を特に希望される場合には「鳥取県郷土民芸品」として指定しています。)
国の伝統的工芸品指定が始まってから10年後、1985(昭和60)年に鳥取県が指定制度を創設しました。
指定要件は、歴史の長さと産地規模以外は伝統的工芸品と同じで 、同様に「暮らしの中にある、手仕事による、伝統的な工芸品」です。

●鳥取県伝統工芸士
鳥取県郷土工芸品等の従事年数が10年以上あり、製造の高度な技術・技法を有し、自ら製造し、その維持・発展に貢献されている職人の方を鳥取県伝統工芸士として鳥取県知事が認定しています。

 

伝統工芸士認定状況(国)(pdf:51KB)

伝統工芸士認定状況(県)(pdf:143KB)

   

パンフレット(伝統工芸士による作品を紹介しています)
工芸品パンフレット(pdf:4130KB)

鳥取県郷土工芸品指定と伝統工芸士の認定手順

県内市町村の推薦等に基づき鳥取県伝統工芸認定委員会の意見を聞いて鳥取県知事が指定・認定しています。

 

指定・認定フロー(pdf:40KB)
鳥取県郷土工芸品指定要綱(PDF,10.60KB) 
鳥取県伝統工芸士認定要綱(PDF,6.27KB) 

  

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