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みんなで創ろう「活力 あんしん 鳥取県」~ 心豊かな充実生活をめざして
「顔が見えるネットワークで協働・連携」して県民、NPO、住民団体や地域活動を行う者・団体等の知恵と力を結集させることにより、県民等が地域・県外・国外と連携・つながりを持ちながら様々な活動を行う活力に溢れ、そして、豊かな自然・環境に恵まれ、人生のあらゆるステージの中で、心の豊かさを実感しながら充実した生活を安心して送ることのできる鳥取県=「活力 あんしん 鳥取県」を、県民とともに創ります。
(1) 策定の趣旨
○ 鳥取県では、かつての総合計画が財政の硬直化をもたらしたのではないかとの問題意識から、第7次鳥取県総合計画策定以後は総合計画の策定を行っていません。
これに対しては、将来に対する夢が持てないとか、県はどういう方向を目指しているのか分からない、県民が何を目指していけばいいのか分からないといった声もあります。
そういう意味で、現在は、中長期的な方向性を失った、羅針盤が無いような状況であるとも言えます。
○ 鳥取県が地域間格差を始め、直面している様々な問題に悩んでいる現状から脱 却し、県民一人ひとりが生活の豊かさを実感できるよう、中長期的な将来像、鳥 取県の近未来の姿を県民と一緒に考え、共有することを目的として、鳥取県の将 来ビジョンを策定します。
(2) 鳥取県の将来ビジョンの性格
○ 鳥取県の将来ビジョンは、次のような性格を持つものです。
・ 中長期的な県の課題や、目指すべき姿の共通認識を作り上げ、その実現に向けた取組方針を明らかにするもので、今後の県政運営の基本とするもの。
・ 県民、NPO、住民団体や地域活動を行う者・団体、企業、大学、市町村等の様々な主体と協働・連携して地域の発展に向けて取り組むための共通の指針となるもの。
○ 策定された将来ビジョンは、毎年度の予算編成の中で、具体の施策・個別の事業を県民とともに作り上げていくための依るべき指針とします。
○ 将来ビジョン策定の前提条件(財政状況等)の変化や、新たな課題の発生等の状況に応じ、柔軟に追加、修正等を行います。
(3) 対象とする期間
○ 今後概ね10年の間に取り組むべき課題や、目指すべき姿、取組方針等について記載します。