砂丘事務所 2013/01/25
冬の砂丘は、植物たちの葉は枯れ茶色となり、一面が砂だけのように感じます。
緑といえば、オアシス周辺のコウボウシバが少し緑色を残しています。
ところが、砂丘の中を歩いていると異変?を発見!
何の花かわかりますか?
ハマベノギクの花です。
本来は9月から10月頃に咲くのですが、この寒い1月に咲くなんて。
しかもよく見れば、いくつも咲いていた名残が見られました。
もっと早く気付けば、もっときれいで、複数の花を写真に残せたかも・・・。
他にもないかと見て回ったら、また違うものが。
ちょっとわかりづらいと思いますが、ウンランの芽です。
砂の中から顔を出しているのを見つけました。
雪の下になっても、頑張ってほしいですね!
そして、花ではないですが、空も色鮮やかに。
きれいなものを見ると心が安らぎますね。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/01/24
昨日のリュウグウノツカイがまた見られないだろうかと海岸を探索しました。
結果…そう簡単には見つかりません。
本日の収穫はこちら
コロッケサイズのハリセンボンがたくさん打ちあがっていました。
コルクのような樹皮がロープにつながって流れ着いています。
事務所で調べてみると、「白樺うき」というものらしく、白樺の樹皮が丸くなり、軽いことを利用したうきで、中国やロシア沿岸で使われているようです。
☆黄レンジャー
砂丘事務所 2013/01/20
本日「すべては天候次第!冬の砂丘ドキ!ワク!ツアー」が開催されました。
天気予報には雪マークが出たり、消えたり・・・数日前から当日の天候にドキワク。むかえた今日は比較的おだやかな1日となりました。
一昨年、昨年に続いて講師は自然公園財団鳥取支部の“ジロケン先生”と“あべちゃん先生”。
~ジロケン先生による地形、地質にまつわる解説の様子~
左:追後スリバチにて。傾斜角度を測ったり、きつねの巣を眺めたり。
右:砂粒の感触確かめ中。黒っぽい部分は粒子が細かい!
~あべちゃん先生による動物、植物の解説の様子~
左:野うさぎの足跡発見。トン(前足)トン(前足)パ(後足)の特徴的な足跡。
右:ケカモノハシの根を観察。砂をわしづかむ長い根はかなり丈夫。
追後ズリバチ、火山灰露出地を通って馬の背へ。
すると突然強風&雨の荒れた天気に。頂上では風速11mの風がビュービュー。
天候はどうなってしまうのかとドキドキ。が、一瞬で回復してくれました。
続いてはオアシスへ
急勾配を一気に駆け降りる~!!ワクワク。
そして毎年恒例となりましたオアシスの水深測定。
「今シーズンは今のところ雪も少なく、かなり浅いだろう」という予想とは裏腹に、水深は95cm。たくさん雪の降った一昨年、昨年よりも深いという結果になりました。不思議です・・・。
そしてツアーの最後に海岸にて超ドキワクな出来事が!!
冬はいろいろな漂着物が流れ着くのですが、今日打ち上がったのはなんとビックリ!「リュウグウノツカイ」。体長は3m81cmもありました。
深海魚の「リュウグウノツカイ」がなぜ砂丘の海岸に?これまた不思議です・・・。
以上、最後までドキ!ワク!な「冬の砂丘スペシャルドキ!ワク!ツアー」となりました。
砂丘事務所 2013/01/19
昨年この時期の鳥取砂丘は一面雪に覆われていました。
今年は雪が降りません。ちょっと残念です。
今朝は一面うっすらと白くなっていた砂丘。
(その様子は、
今朝の様子でご確認を)
午後には、その雪もほとんど消え、いつもの砂丘でした。
雪は儚(はかな)いものですね。
それでも、雪がやってくる時間もありました。
海上から雪が迫っているようすがわかりますか?
この雪と一緒に突風もやってきました。
馬の背の頂上では、すぐ下にあるオアシスがかすんでしまうくらい、いっせいに砂が飛びました。
私も危うく飛ばされそうになりました。
明日は
「すべては天候しだい!冬の砂丘ドキ!ワク!ツアー」を開催します。
さて、どんな天気になるのでしょうか?
今日のように砂嵐が舞うのか、静かな砂丘か。
まだ定員に達していませんので、ぜひご参加を!
おまけ
「今朝の様子」にあった足洗い場の氷です。朝はとても寒かったですね。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/01/18