追後スリバチの健全な松に、「マツノザイセンチュウ」に効果のある薬剤を直接注入しました。
松に侵入した 「マツノザイセンチュウ」の樹体内での移動・増殖を阻止して、松を守る方法です。
樹幹注入は「マツノザイセンチュウ」の侵入場所である枝先に充分な薬剤を分散・移行させるため、 マツノマダラカミキリ成虫発生時期の3ヶ月以上前に注入します。
樹幹注入は、適切な薬剤を正しく使えば最も効果的で環境に安全な方法と言われています。
追後スリバチ松林への樹幹注入は、今回が初めての取り組みです。
追後スリバチの松
樹幹注入済のラベル
グリーンレンジャー
砂丘事務所 2014/01/27
冬の鳥取砂丘をもっと知ってもらおうと、「冬の砂丘 ドキ!ワク!ツアー」を開催しました。
時折10メートルを越す風の吹く絶好?の状況のはずが、南風のおかげであまり寒くないツアーになりました。(冬の寒い砂丘を体験してもらうにはちょっと残念)
砂丘の中は、あちこちで風紋ができ、足跡もすぐに消えて、とても綺麗な景色が広がっていました。
この風紋の波長を計ってみると8センチ。風が強いと波長も長くなります。
追後スリバチの手前に数年前から窪みができています。
風に煽られて,砂が滑り落ちる様子が見られました。砂簾のできる瞬間です。とってもラッキー!
追後スリバチの湿っているところは傾斜がきつくなっています。参加者に計測してもらうと、なんと45度。
登るのが大変でした・・・。
火山灰露出地では、土器のかけらを発見!
古代の人の生活を垣間見た気がしました。
このツアーのもう一つのイベントは”オアシスの水深を測ってみよう”。
一昨年はなんと130センチ以上の深さ。去年は95センチ。
さて今年は何センチでしょうか?
参加者の方に予想してもらいましたが、ピッタリ当てた人が。すごい。
恐る恐るオアシスに入っていき、一番深いところを探して、そして計測。
今年は・・・95センチでした。
これから雪が積もってくると、もっと深くなります。
あまり寒くなかったのですが、強い風の吹く冬の砂丘を楽しんでいただきました。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2014/01/25
朝から青空が広がり、とても寒い朝でした。
南西の空には青空の中に白い半月が浮かんでいました。
寒い日の早朝は、やはり気になるのは氷。
残念ながらオアシスには氷が張っていませんでしたが、外の場所では氷が張っているところも。
火山灰露出地は水分が多いため、まるで雪が積もったように氷が張っていました。
オアシスの横、コウボウシバの群落には、いかにも氷!というものでした。
今日は、天気も良く、7~8メートルの風が吹いていましたので、この氷も午前中の早い時間にはすべて溶けてしまいました。
天気も良く風も強かったからこその景色です。
この風紋は、昼の馬の背頂上で見られたものです。
足跡もすぐに消えるくらいの風で、風紋がとてもきれいでした。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2014/01/24
天気予報では、今日は午後から晴れるということでしたが、一日曇空。時たま太陽が姿を現す程度でした。
気温も低い日が続くため、砂丘の砂はずっと湿ったままです。
部分的に乾いたところでは砂簾が見られます。
馬の背の頂上ではこんな状態も。
斜面の頂上にクラックが入っています。
上に乗ると崩れてしまいそうです。
これも砂が乾けば、自然と崩れてきれいな砂簾が見られるかも。
明日は天気が良さそうです。
きれいな砂簾がみられるかな?
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2014/01/23
冬の日本海は、荒い波が押し寄せ砂浜が狭くなるはずが、今年の冬はちょっと違います。
普段よりも砂浜が広くなり、突き出た様に見えるところもあります。
潮の流れが変わったのか、または砂浜を守るサンドリサイクルの取組みの効果が出ているのか。
波が静かな時にはどうなるのか楽しみです。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2014/01/16