砂丘事務所 2014/07/11
夏の生き物たちが活動を始めました。オアシス付近で写真撮影出来た2種類を紹介します。
1)カワラハンミョウ
「カワラ」の名の通り、河原や海岸の砂丘などに生息しています。
気温の高い晴れた日中に活発に活動し、動きは俊敏で短い飛行を繰り返して移動します。
この動きが人に道を教える様に見えることより「ミチオシエ(道教え)」とも呼ばれています。
絶滅危惧2類に指定されている希少な生き物です。
2)ハマスズ
ハマスズは体調1cm程度の大きさで、砂の色に合わせた保護色の模様でカモフラージュしています。
鳴き方は”ビ~ィ・ビ~ィ・・・・・・”と鳴くが、メスがそばに来ると、”チョン・チョン・・・・”と鳴きます。
砂丘の砂が崩れた崖のような場所に穴を掘り住んでいます。
横の穴は、彼の(?)(彼女の(?))の住家です。
ハマスズも希少種で準絶滅危惧類の生き物です。
ハマスズの鳴き声の聞けるサイトを見つけました、下記URLをクリックして下さい。
http://uns.music.coocan.jp/korogiSWF/hamaSuzu-Korogi.html
赤レンジャー
砂丘事務所 2014/07/11
台風の影響で波がありません。

雲の間から空が見えています。

海も光っています。
グリーンレンジャー
砂丘事務所 2014/07/10
ネコノシタの開花を発見しました。
ネコノシタは7~9月に開花し、海岸部のみに分布しています。
名前の由来は、葉っぱにザラツキがあり、猫の舌の感触に似ている事より、この名前が付いたようです。
別名「ハマグルマ」と呼ばれています。
茎は砂の上を這うように四方に”ほふく茎”を伸ばし、葉を密生させて砂塚をつくる。
葉は多肉質で耐塩性があります。
この写真は、F-9杭付近で見つけました。
赤レンジャー
砂丘事務所 2014/07/10
5月14日のレンジャー日記に「トノサマガエル現る」との記事で砂丘内のカエルを紹介しましたが、その後の状況をお伝えします。
前回、カエルが卵を産み付けていると記載しましたが、その卵はオタマジャクシとなり、順調に育っています。
本日調査したところ、小さな足が成長している事が確認できました、写真をご覧ください。
通常の年はオアシスの池に産卵し、池でオタマジャクシとして育ちますが、水が干上がってしまい残念な結果となり親カエルを見る事は有りませんでした。
今年は早い時期に池が干上がったために、尻無川のよどみ部分に産卵し順調に育っています。 頑張って親カエルになれ!
尚、写真のオタマジャクシは元の住家に戻してやり、元気に泳いでいました。
赤レンジャー
砂丘事務所 2014/07/04