鳥取県中部地震から1年。一昨年の訓練と昨年の地震発生時の反省を活かして、震度6強の地震を想定した訓練を行いました。
約80名の職員と中部消防救急隊の皆さん、傷病者役に倉吉総合看護専門学校学生17名の皆さんに参加していただき、有意義な訓練となりました。昨年の地震の際には訓練がとても役立ったため、今回の訓練でまた災害時のルールを見直し、有事に備えていきたいと思います。
看護学生の皆さん、名演技をありがとうございました。
↑本物の救急隊!ご協力ありがとうございます!
高齢者への適切な看護、対応には、高齢者の特徴を正しく理解することが基本となります。今回、鳥取大学医学部保健学科(成人・老人看護学講座)教授 山本美輪先生を講師にお迎えし、「高齢者の理解:高齢者が入院するということは」というテーマで、研修会を開催しました。
研修では、講義のほか、高齢者体験をしました。二人一組になり、塗り絵や階段の上り下り、自動販売機でお茶を買うなど、高齢者の日常生活を擬似的に体験し、高齢者の体の特徴を体感することで、気持ちも含め考えることができました。後半は、アルツハイマー型認知症の症状の経過をもとに、高齢者の心や尊厳について学びました。
高齢者看護の土台・基本について、各自が学び、考えを深めることができた、大変、有意義な研修でした。
サポーターや重りを付けて高齢者体験中
福井大学医学部看護学科教授 長谷川智子先生をお招きして、看護診断に関する研修会を開催しました。
「看護が見える看護過程の展開」をテーマに第1部は「看護診断の基礎知識」「定義や根拠」「近年の変更点」の講義をして頂きました。第2部の事例検討では、各部署で看護診断の立案に困ったこと等を長谷川先生から具体的に指導を受けました。
天気の良い休日でしたが、約100名の看護師が「楽しかった」「わかりやすかった」「また長谷川先生の講演を聞きたい」などの感想が多く寄せられ、盛大かつ活発で学びの多い研修会でした。