中部ハートフルスペース

　１１月１日より始めた『共生の樹』を育てる月間が終了し、見事に柿の実がいっぱいになりました。１ヶ月の来所者は１００人を超えました。説明会等が開催されていた効果もありますが、利用者の皆さんが毎週きちんと来所してくれたおかげです。この企画を考えてくれた利用者を中心に、ハートフルスペースの仲間５人が柿づくりをせっせとやってくれました。毎日柿が増えていくのを見るのがとてもうれしかったです。ご協力くださった皆様ありがとうございました。

【１１月１日】　　　　　　　　　　　　　【１１月３０日】

　１１月の調理実習はパンケーキでした。今回は、『ふんわりパンケーキを作るにはどうすればいいか』のレシピをインターネット検索し、ふんわりにこだわった作り方を研究しました。調べている途中に意見が割れて困っている場面もありましたが、「○○したらいいんじゃない」と提案する姿も見られました。話し合いの結果、基本どおりに作るチームとメレンゲを作ってから焼くチームとに分かれ、調理しました。それぞれの作り方でできたパンケーキを一枚ずつ、そして仕上げにフルーツやアイスをトッピングして、こだわりのふんわりパンケーキが完成です。紅茶と一緒に、とてもおいしくいただきました。今まで以上に手際よく進める「チーム力」がついてきた１１月の調理実習でした。

　１１月の取り組みの一つとして、ハートフルスペースをたくさん利用しようという願いを込めて、木に柿の実をいっぱい実らせようとしています。利用者のアイディアをもとに、来られた方に実を１個つけてもらい、1ヶ月間で何個実るか挑戦中です。みんなで相談して、その木の名前を『共生の樹』と名付けました。来所者の皆さんで盛り上げてほしいです。来所をお待ちしています。

【１週間後】

　体験活動の一環で、鳥取看護大学と鳥取短期大学の見学に行ってきました。看護大の素敵な校舎で大学についての説明を受け、構内を案内してもらいました。パンフレットで見るより、やはり実際に見る方がよくわかり、得るものが多かったです。倉吉駅から大学までは大学のバス利用、昼食は学食で食券を買って、ちょっぴり大学生気分を味わいました。進路選択のいいきっかけになりました。

　今年の陶芸教室は３日間、午前と午後の計６回に分けて実施しました。今年は参加希望が多かったです。何を作ろうかと迷いながらも、個性豊かな作品にしようとみなさんが工夫していました。陶芸指導者の素晴らしいろくろ技術を、すぐ近くで見せてもらえたことに感激している利用者もいて、とても充実した陶芸教室になりました。焼きあがってどんな作品になるか楽しみです。１１月１７日からの作品展に展示しますので、どうぞ見に来てください。