二十四節気（にじゅうしせっき）の1つ清明（せいめい）を過ぎ、花が咲き若葉が萌える季節になりました。湯梨浜町の自然歩道【標高200m】ではミヤマカタバミやキブシなどの春の花が咲き、倉吉市内ではツバメの行き交う姿が見られるようになりました。


ミヤマカタバミ（湯梨浜町の自然歩道）

　ところが、４月７日に琴浦町の一向平（いっこうがなる）で山開き式が開催されたのですが、今年の冬は平年より雪が多かったため、大山の東に位置する一向平【標高560m】では、まだ雪が残っていました。


一向平キャンプ場　駐車場の様子（４月７日）

　一向平の山開き式は、琴浦町と一向平森林保全協会の主催で毎年４月上旬に開催されています。今年は関係者約５０名の出席のもと神事が執り行われ、一向平を訪れる観光客や登山者の安全祈願が行われました。


山開き式　神事の様子

　これに先立って、４月早々に一向平キャンプ場から大山滝へと続く中国自然歩道の点検を行いました。この日は自然歩道の入口に５０ｃｍの雪が残っていました。


大山滝吊り橋手前　中国自然歩道の様子（４月３日）

　一向平から大山滝方面の中国自然歩道は、冬季期間は通行止めにしています。雪が解け次第、歩道を開通できるように準備を進めていますので、もうしばらくお待ちください。