防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2022年2月22日

アニマルトラッキング その2

 前回に引き続き、今回も雪の中の動物の足跡を紹介します。

足跡1

 今回見つけた足跡の写真はこちらです。足跡にを付けてみました。

足跡2

 こちらは拡大写真です。足跡にを付けてみました。 アルファベットのYの字に1本線を書き加えたような形をしています。

 これは、野鳥のツグミの足跡です。足跡の大きさは4.5cmと小さく、雪の中をじっくり見ないと分からないような可愛らしい足跡です。ツグミの足跡を観察すると、4本の趾(あしゆび)をもっていることが分かります。野鳥の足跡はどれも似ているので、野鳥の種類を判別するのは難しいですが、今回はツグミが歩いた所をピンポイントに観察してみました。

 雪の日に野外に出ると、ツグミが雪の上を歩いたり、木の枝に止まったりして、元気に動き回っているのをよく見かけます。ツグミは、野鳥の中でも足跡を見つけやすい鳥です。

主な参考文献
・鳥の足型、足跡ハンドブック 小宮輝之、杉田平三/著 文一総合出版 2012年

中部総合事務所環境建築局 2022/02/22 in 野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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