農大日記

2023年1月17日

本校初の快挙!日本農業技術検定1級の学科試験に合格

 本校では「日本農業技術検定」という農業の様々な知識・技術を問われる試験に、毎年多くの学生が挑戦しています。

 

 この検定には1~3級があるのですが、令和4年12月に実施された試験で、最も難易度の高い1級の学科試験に、果樹コース1年 田中さんが挑み、見事合格をいたしました!(選択科目:果樹)

1級合格

 1級は農業の高度な知識・技術を問われる問題が数多く出題されるので合格率は大変低く5~10%程度です。本検定は平成19年度から実施されていますが2級の合格で終わる学生が多いのですが、1年生でチャレンジして、しかも1級の合格者が出るのは初めてのことです。

 

 合格の知らせを聞いた田中さんに今の心境について聞いてみたところ、

「まさか1発で合格できるとは思っていなかった。先生方と一緒に勉強をしたり、夜遅くまで頑張ったりした甲斐があった。」

と話してくれました。

 

 田中さんは農業を学ぶ高校の出身ではありますが、果樹の学習を本格的に始めたのは、本校に入学してからで、まだ1年も経っていません。そんな中、放課後などの時間を使い、一生懸命勉強をした結果、今回合格することができました。

 田中さんには、この合格を機にさらなる飛躍を期待します。また、他の学生もこのことを刺激として、様々な学習に励んでください。

 

※なお、日本農業技術検定1級になるには、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があるのですが、本校は実技試験の免除要件である「農場実習等を4単位取得すること」に該当するため、申請を行うことで実技試験が免除されます。田中さんが1年生のカリキュラムを全て修了した後に、申請を行うことで正式に日本農業技術検定1級の合格者となる予定となっています。

in 01【果樹】学生の活動記録,09その他

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