石灰質の殻や骨格をもつ生物の遺骸が集積し岩石となった「石灰岩」は、形成から地表に露出するまで地球のダイナミックな活動を物語る岩石の一つである。石灰岩は、建築材料や肥料として古くから人類のくらしを支えてきた。本展示では石灰岩のでき方や性質、人類との関わり(工業・農業利用など)など実物標本を用いて紹介・解説する。
□展示テーマ
「なんだかすごいぞ 石灰岩!」
□展示期間
令和6年8月9日(金)~令和7年2月上旬予定
※休館日はこちらからご確認ください。
□展示内容
1)石灰岩とは
・石灰岩(典型的な石灰岩標本)
・炭酸カルシウム(粉末)
・炭酸カルシウムを主成分とする鉱物(方解石、霰石)
2)石灰岩の利用 ―工業利用―
・建築材料として欠かせないセメント セメントのつくり方、利用
・コンクリート、モルタル
3)石灰岩の利用 ―農業利用―
・重要な土壌改良剤・肥料の一つ、消石灰
・その他の利用
4)トピック
石灰化生物
カルスト地形 ~石灰岩がつくる地形~
大理石
□入館料
常設展示観覧料180 円( 団体150 円)
※次の方は無料です。
70歳以上、大学生以下、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者
□会場
鳥取県立博物館 自然展示室「自然の窓」コーナー
□問い合わせ
鳥取県立博物館 学芸課自然担当(田邊)
TEL.0857-26-8044/FAX.0857-26-8041