ものづくり情報技術科には、ものづくりの現場における生産のしくみ、品質管理、作業改善などについて学ぶ授業があります。企業の生産活動における「問題解決技法」について実践的な知識を学ぶため、FDK株式会社様より3名の講師をお招きし、演習形式の授業を実施しました。授業では、問題解決技法の一つである「QC7つ道具」について、社内で実践されているノウハウに基づきご指導いただきました。
はじめに会社概要についてご紹介いただきました。
入社2年目のものづくり情報技術科の修了生にも講師としてお越しいただきました。
入社してから経験した仕事などについて、熱く語っていただきました。
講義の最初に「QC7つ道具」がどのようなものなのか、学んでいきます。
QC7つ道具とは、品質管理(QC)における問題を「見える化」する分析手法です。
この手法で洗い出した問題・課題をもとに、改善に着手していきます。
いよいよ、学んだ知識の実践です。
演習では表計算ソフトを使用して、サンプルデータをグラフ化しながらQC7つ道具の活用方法について学んでいきました。
表計算ソフトによる演習では、講師の先生から丁寧にアドバイスしていただきました。
QC7つ道具の一つの「パレート図」をグラフ化している様子です。
私たちの身近な表計算ソフトを活用することで、簡単にQC7つ道具をグラフ化できることを学びました。
このように、生産の現場で実際に活用されているツールに触れることで、QC7つ道具をどのように問題解決に活用できるのかを学ぶことができ、貴重な経験となりました。
ご指導いただきました講師の先生方、ありがとうございました。