2024年12月17日
二十四節気の1つ大雪(たいせつ)を過ぎて、倉吉市から望む大山の山々は白く見え、本格的な冬の到来を実感します。 さて、今回はイノシシを紹介します。掘り返した跡やヌタ場でイノシシの痕跡はよく見かけますが、実際パトロール中に見かけることは少ない動物です。これは、イノシシが警戒心が強く用心深い動物である証しです。しかし、子供のイノシシは好奇心が強く比較的警戒心が弱いのでたまに見かけることがあります。 イノシシは世界的にみるとヨーロッパ、アジア、北アフリカなどに生息しています。このように広く分布しているのは、どんな地域でも棲める適応力があるからです。その1つに色んな物を食べる特性があります。雑食で、植物の根や茎、ドングリ、昆虫、ミミズなどを食べます。人が栽培した作物を食べて被害を与えることが問題になっています。その他には、多産で2~8頭の子を産み、繁殖力が強い反面、雪に弱いという特性がある動物です。
主な参考文献 ・世界動物大図鑑 デイヴィッド・バーニー/編 ネコ・パブリッシング 2004年 ・標準原色図鑑全集第20巻「動物2」 林寿郎/著 保育社 1968年 ・イノシシと人間-共に生きる 高橋春成/編 古今書院 2001年
中部総合事務所環境建築局 2024/12/17
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