アグリチャレンジ科2は、閉講式まで残り約1か月となりましたが、受講生の皆さんは、農業機械の取扱いや使い方を着実にマスターしています。
今回は、12月18日に行われた管理機の演習の様子を紹介します。
最初に、管理機での作業時の事故事例についてDVDの解説を聞いて、農作業安全の意識を高めました。
続いて、訓練指導員が、焼き付いた運搬車のエンジンを、スパナーや電動ドリルなどを使って分解しながら、その構造や動く仕組みを説明しました。また、別の管理機のエンジンオイルの交換やキャブレターの掃除といったメンテナンスを実演し、「機械の使用前後の状態、使用中の異常(異音)を観察して、おかしいなと思ったら、自分で分解して直そうとせずに、農機メーカーに相談する」ようアドバイスがありました。
受講生の皆さんは、「用途に応じた工具の選び方や使い方も覚えられ、定期的な保守点検が大切なことを学んだので、機械が長持ちするようにメンテナンスを実践していきたい」と感想を話しました。