2024年12月26日
12月22日に賀露地方卸売市場に市場調査に行きました。
この日は4隻入港で、 松葉がに2600枚、親がに33000枚、アカガレイ、ソウハチ、マダラ等の水揚げがありました。
2024年漁期が解禁してからの県内のここまでのズワイガニの水揚げは松葉がには前年並で親がには前年をやや上回る水揚げとなっています。 (松葉がに、親がにとも小型の銘柄が主体) 今期は12月に入ってから天候が悪い日が多く、波が高い日が続いていますが、 漁業者の方々は荒波の中、冬の特産ズワイガニを何とか皆さんに提供しようと漁に出られています。 賀露の沖底船は解禁以降、隠岐北西の海域での操業がほとんどで、 松葉がには解禁当初は水深250m台の浅い水深帯で漁獲が多かったようですが、今は深場(水深500m程度)で松葉がにを漁獲しているようです。 年明けから春に盛漁期を迎えるハタハタですが、 この日は少量ながら水揚げはありましたが、まだハタハタの本格的な来遊は見られない様子。 前年は12月13日にこの賀露でややまとまった水揚げがありましたが、今後のハタハタの漁獲の行方が気になるところです。 (来年の2月に水産試験場で漁期前調査を行う予定)
話は変わりますが、 農林水産省のホームページにてズワイガニとオオズワイガニ。ベニズワイガニの3種について 見分け方やそれぞれの味の特徴についてわかりやすく紹介した動画が公開されています。 地元のカニを食べたい方々はその違いを見極める方法を知っておくことも大切と思います。 ぜひご参考にされてください。 (参考)農林水産省のYouTubeチャンネル「BUZZ MAFF」のURL↓ https://www.youtube.com/watch?v=WdCP9VlJ_A8
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