防災・危機管理情報


2025年3月4日

【作物コース】思い出の実習

 いよいよ明日3月7日は卒業式です。作物コースでは、令和7年産の播種準備も始まりました。また新しい季節が訪れます。

 作物コースでは、実習を通じて、水稲や大豆、転作野菜の管理や機械作業を学んできました。2年生の「思い出の実習」を紹介します。

 

★初めてのコンバイン操作 (2年 U)

 私が農大の実習で一番印象に残っている事は、一年生の時に初めて乗ったコンバインです。元々キャタピラが付いた乗り物が好きで、コンバインを初めて見た時から気になっていました。実習助手の先生に操作方法を教えて貰い初めての稲刈りした時は、とても楽しくて感動しました。キャタピラ独特の振動や回転の仕方など乗るだけでも楽しいのですが、慣れてくると効率のいい刈り方、ちょうどいい速度、タンク残量など沢山の事にこだわってしまい、自分の中では納得のいく刈り方はまだできていません。

 今後、私は就農予定です。これからもこだわりを持ってコンバインに乗りたいです。

 inekari

 

★スマート農機(田植え機)を操作! (2年 K)

 僕が農大の実習の中で特に思い出に残っているのは、プロジェクト活動で行った田植えです。農機メーカーの実演機は、農大や実家で普段使う田植機とは違い、直進アシストなど最新のスマート技術が搭載されていました。ほとんど操作をしなくても自動で作業が進むのが特徴で、ハンドルやアクセルを触らずに乗っているだけでまっすぐに田植えができ、驚くほど楽に作業が進みました。これまで経験してきた田植えと比較し労力が大幅に軽減され、農業の効率化を実感した貴重な思い出です。

 10goutaue

(写真)自動アシスト操舵付き田植機

 

11goutaue

(写真)農大所有の田植機

  

★保育園児と泥んこ田植!   (2年 S)

 農大の実習の中で特に印象に残っているのは、保育園児との田植え交流会です。普段の田植えと違い、園児や学生のみんなと泥だらけになりながら横一列に並んで手植えを行いました。手植えはとても大変でしたが、園児が農業をとても楽しんで体験してくれた上、たくさんのいい笑顔が見られ、本当に良い思い出になっています。これからも、農業の楽しさや喜びを伝えていきたいです。

  teuebotaue

 NHK放送

   <R6年5月29日NHK鳥取放送局放映>

 

 

 同じ実習をしても、何が心に響くのか、そのポイントや感じ方は学生によってまちまちです。それも、個性。4月から社会人。心に強く残った思い出は、きっと将来の強みになっていくのでしょう。

 大切に育てあげて欲しい。幸あれ!

 

★おまけ・・。

1mturara

 2月上旬のつらら 今年は1m越えでした。


in 04【作物】学生の活動記録,08日常生活,09その他

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000