防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2025年4月10日

フチグロトゲエダシャク New!

 二十四節気の1つ清明を過ぎ、花が咲き若葉が萌える季節になりました。ヒバリやウグイスのさえずりが聞こえ、ツバメの姿を見ると春本番を実感します。

 

フチグロトゲエダシャク

 さて、こちらの写真は倉吉市内で早春に見かけた蛾です。シャクガ科のフチグロトゲエダシャクのオスです。蛾は夜に活動するイメージですが、この蛾は日中の晴れた時に見かけました。翅(はね)が墨を塗ったように黒く縁取りされているような特徴のある蛾で、何より触覚の櫛歯が極めて長いです。

触覚を拡大

 触覚を拡大した写真です。枝分かれが多く、匂いを感じる嗅覚が発達しているのが分かります。


主な参考文献
・日本の蛾 岸田泰則/著 学研 2020年
・ビジュアル博物館 蝶と蛾 ポール・ウェイリー/著 同朋舎 1997年
・蝶と蛾の写真図鑑 デービッド・カーター/著 日本ヴォーグ社 1996年

 

中部総合事務所環境建築局 2025/04/10



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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