2025年3月13日
二十四節気の1つ啓蟄 (けいちつ)を過ぎ、冬眠していた虫が春の訪れを感じて活動する頃になりました。ヒバリのさえずりが聞こえるようになり、早春の訪れを感じます。 さて、東郷池で野鳥監視をしていると、水面で休む野鳥がいたり、水中に潜る野鳥もいます。
こちらの写真は、カモ目のキンクロハジロのオスです。冬鳥として渡来します。全体的に黒色で腹が白く、後頭に冠羽があるのが特徴です。 こちらの写真は、キンクロハジロのメスです。全体的に褐色で、オスに比べると冠羽が短いです。 キンクロハジロがどれくらいの時間潜るのか計測してみると19秒でした。潜っては水面に浮かび、潜っては水面に浮かびを繰り返して餌を探しています。水中の軟体動物、貝、カニやエビの甲殻類、昆虫、水草などを食べています。
全長40cmの体で、渡り鳥として長距離飛ぶことが出来て、水中に潜ることも出来るキンクロハジロの身体能力に驚かされます。 <主な参考文献> ・決定版日本のカモ識別図鑑 氏原巨雄、氏原道昭/著 誠文堂新光社 2015年
中部総合事務所環境建築局 2025/03/13 in 県立自然公園,野鳥
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